今回は表やグラフなどのデータの扱い方についてです。
データを扱う際に一番大事なことは、シンプルさです。
データ表示の3原則
・自制心を働かせる
たいてのプレゼンターは1つのスライドに多くのことを詰め込みすぎてしまいます。
ごちゃごちゃしたロゴや、装飾的な要素は省きましょう。
以下の2つのグラフを見比べて下さい。何を取り入れ、何を省くかについて的確な判断をすることで、データをわかりやすく伝えることができます。
以下の2つのグラフを見比べて下さい。何を取り入れ、何を省くかについて的確な判断をすることで、データをわかりやすく伝えることができます。
1枚目は無駄な情報が多すぎて、ごちゃごちゃしています。それに比べて2枚目はシンプルで、どこが重要なのかがはっきりわかります。
・減らす
たいていの表やグラフは単に不要なものを減らすだけで効果的になります。以下の問いを自分自身に問いかけてみましょう。
その表やグラフによって、何が本当に聴衆に伝わるのか
それはあなたの主張を伝えるうえで、どのように役立つのか
この図表が訴えているメッセージの核心は何か
スライドの要素の中に不要なものはないか
・強調する
強調するとは、重要点をはっきりさせることである。何が一番重要なのか?この図表の要点は何か?を聴衆にアピールするように心がけましょう。
方法1 コントラストを使って注意を引きたい部分を強調する
方法2 スライドの上部にただの見出しではなく、メッセージをアピールするような文を載せる
ではここからは操作方法について説明します。
【完成版スライド】
【作り方の手順】
①グラフを作る
②グラフのデザインを変える
・データ系列の色を変える
・データ系列の太さを変える
・データラベルの位置と色を変える
・グラフのタイトルをつける
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はデータの簡素化ということで、データ表示の3原則とグラフの作り方について説明しました。デザインにおいて重要なことはシンプルさです。シンプルでわかりやすいパワーポイントづくりを目指しましょう。
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